～AUDIT評価※1～
あなたは、AUDITによる評価では何点でしたか？
AUDITの結果が8点以上の方では、今後アルコールによる健康障害が起こる可能性が高いと思われます。また、すでに肝障害や糖尿病、高血圧、高脂血症といった病気をお持ちの方は、飲酒が病気の原因となっている可能性があります。さらにAUDIT15点以上では、アルコール使用障害が疑われ、専門医療機関の受診や減酒あるいは断酒の取組が必要となります。
飲酒習慣スクリーニングテスト ＜AUDIT質問票＞
AUDITは、WHOが問題飲酒を早期に発見する目的で作成したもので、世界でもっともよく使われています。
あなたに飲酒習慣がある場合、飲酒問題の重症度を判定します。
（注）最初の3項目をAUDIT-C（簡易版）として使い、男性5点以上、女性4点以上の場合には、「問題あり」と判定します。そして医師、保健師、管理栄養士等の保健指導従事者は、危険な飲酒や有害な飲酒に対するスクリーニングとして、AUDITを活用できます。飲酒量を減らす減酒支援（brief intervention）により、対象者自らが減酒目標を立て、飲酒日記をつけて減酒に取組むことができます。この結果、酒量が減りその効果は比較的長く続きます。
※厚生労働省科学研究費補助金 循環器疾患・糖尿病等生活習慣病総合研究事業「わが国における飲酒の実態把握およびアルコールに関連する生活習慣病とその対策に関する総合研究」（研究代表者：樋口 進 国立病院機構久里浜医療センター病院長）を参照し作成。
依存症のことでお困りの方、あるいは「もしかしたら依存症（アディクション）かも」と
不安を感じている方は、早めに相談してみましょう！
